三峡(中国)

今回は、中国の三峡観光に行ってきました。(2001年7月)
中国では、長江(揚子江)の流域に三峡ダム(高さ175m)を建設中で2009年に完成予定です。
この巨大なダムが完成すると流域の水位が上がり長江の景観が非常に変化するため変化する前に見てきました。

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上海の夜景(テレビ塔など)
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黄鶴楼(武漢)
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黄鶴楼からの景色1
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黄鶴楼からの景色2
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三峡を航行する船
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三峡を航行する船
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白帝城(三国志の
劉備.終焉の城)
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劉備が諸葛孔明に後事
を託する像(白帝城内)
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白龍(白帝城の由来に関係)
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神女峰(高さ6m、三峡内)
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光と影・三峡を航行する船
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荊州古城(三国志の関羽に関係)

三峡(クトウ峡、フ峡、セイリョウ峡の三峡)観光の感想などを思いつくまま述べてみますと、次の通りです。
上海の夜景は、非常にきれいでした。高層建物の頂上付近を照明していて綺麗です。
三峡は、長江の岸辺に切り立った断崖絶壁が迫るなど雄大な景観を見ることができます。
三峡を航行する船は、大型客船、トラックを運ぶフェリー、石炭を運ぶ船、漁船など多数往来していました。
三峡の周辺には、三国志時代などの名所、旧跡が多数あります。(白帝城、赤壁の戦いの赤壁、)
三峡ダムが完成すると上流の流域600km位に渡り水位が上昇し水没する遺跡は、1200あまりで、移設する遺跡も多数あります。(2004年にダムに水を貯め始めています。白帝城のところの水位が10m上がっています)
三峡ダムが完成すると水位が上昇するため流域に住んでいる住民110万人くらいが移住しなければなりません。
このため水没しない場所に共同住宅を多数建設していました。
長江の水は、泥水のように土色で濁っています。(日本の川で言えば大雨が降ると濁る状態)
長江の川岸では、大きな手持ちの網で魚をとっていました。
白帝城に行くには、船から上陸して1000段くらいの石段を登ります。登るのが嫌な人は、有料で2人が担ぐかごで登れます。当日の気温は38度C位で非常に暑かったです。
神女峰(フ峡)は、高さ6mなので上の写真では、米粒より小さいです。(関心のある人は、研究して探してください)
三峡ダムの貯水が完了したら再度三峡船下りに行きたいものです。

下記 三峡 - Wikipedia から借用
三峡長江三峡、さんきょう、?音: S?nxia)は中国長江本流にある三つの峡谷の総称。重慶市奉節県白帝城から湖北省宜昌市の南津関までの193kmの間に、上流から瞿塘峡(くとうきょう、8km)、巫峡(ふきょう、45km)、西陵峡(せいりょうきょう、66km)が連続する景勝地である。三峡を船で上り下りするクルーズは中国内外の多くの観光客を集めており、重慶から宜昌・武漢上海までの間を運航している。三峡の下流部分には国家的事業である三峡ダムが建設され、三峡の景観や環境が大きく変化した。